2013/01/25 和菓子

2013/01/31

阿部隆です。

最近、和菓子屋さんはめずらしくなってしまいました。

おだんご、水ようかん、おはぎ、何でもスーパーで安く買えるので、昔からの和菓子屋さんはやって行けなくなってしまったんですね。

しかもスーパーのは大きいんです。

以前、新百合ヶ丘のイトーヨーカ堂で3本100円で売っていたお団子が大きくてびっくりしました。

手作りの和菓子屋さんでは1本100円で売れたとしても楽ではないと思います。

しかし、手作りとはやっぱり違うんですね。

大量生産のものは最初は気付かないんですが、食べているうちにだんだん飽きてきます。

いつの間にか「これ、あまり好きじゃないな!」という感じです。

近所に手作りの和菓子屋さんがあります。

うちのイベントでもよく使わせていただきました。

好きな人はすぐ違いが解ります。

「やめないでほしいな!」と思います。

ところがですね。最近は買わなくなってしまいました。

なぜかというと、水まんじゅうを買った時にカビが生えていたのです。

防腐剤を使わないのだから、たまにはそういう事があっても仕方ないと思います。

しかし、このお店のおやじさんは勘違いしているのか、スーパーなどに対抗するには、お饅頭などを一つ一つ入れるケースに入れてカッコ良くすることだと思っているのです。

以前、一つ一つプラスチックのケース入っているものがあったので

「こっちは手作りではなくて仕入れた物ですか?」と尋ねると、

「全部手作りですよ!」とムッとして言っていました。

買う方からみればわざわざ安っぽいビニール製の容器入れているのです。

湿度の高い日本ではそんな容器に入れたらカビやすくなってしまいます。

大量生産、大量販売によって安い値段を実現している大手の弱点を真似しちゃっているんですね。

そんな事で足が遠のいてしまいました。