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2009/05/18 沈没の危機「TUVALU」

斎藤ともこです。

オーストラリア大陸の東に位置する『TUVALU』という国が、地球温暖化の影響で

数年後には海に沈むと言われているのは、最近では誰もが知っていることになりました。

私がそのことを知ったのは、あるテレビ番組でした。

それは日曜日夕方6時から、TBSテレビでやっている「夢の扉 NEXT DOOR」という番組です。

この番組の主人公は、いろいろな分野で、大きな夢の実現を目指す人たちです。

夢の実現のためにいろいろ“考え”“行動し”“動いて”います。

そしてその夢と、実現の期日を、「MY GOAL」というノートに書くのです。

昨日(5月17日)は遠藤秀一さんという、カメラマンが主人公でした。

遠藤さんを知ったのは、2007年4月の番組に遠藤さんが出演していたからです。

自分の写真で、『TUVALU』の危機を世界中に伝えているのです。

私が見た時はすでに3回目の出演でした。

『TUVALU』という国は、いくつもの島で出来ていますが、その島が今までにないくらいの

海水の被害を受けている映像が流されました。

民家の床の割れ目から噴出す水、道路いっぱいにあふれる汚水、家畜の豚小屋も水であふれ、

豚たちも逃げ惑っていました。

一方海岸では、これも今までにない潮の高さで、海岸の木々が波にさらわれ倒れています。

砂浜もどんどん削られています。

「こんなことは今までなかった」と困惑している島民の顔が、不安でいっぱいでした。

昨日の番組では、島はさらに小さくなり、すでにいくつもの島が沈んでしまったと言っていました。

海岸近くの幼稚園では敷地の砂が波にさらわれ、砂の流出を阻止するための杭が、空しく倒れていました。

私が昨日一番衝撃を受けたのは、島のゴミ問題です。

今まで完全な自給自足が出来ていたのに、主食の芋畑に海水が上がってきて、芋が作れなくなりました。

食料を輸入することで、ゴミ捨て場には空き袋や容器など不燃ごみがあふれているのです。

さらに、洗濯機や洗面器なども転がっています。

遠藤さんは「生活が変わったことで意識も変わり、まだ使えるものまでが捨てられるようになった」と

心配していました。

ゴミ問題は、国レベルで「ゴミ処理場」を作ってくれるという所があるそうですが、

「温暖化防止を訴えるTUVALUが、温暖化ガスを排出するほうに回ってしまう」とも言っていました。

私達の今の普通の生活が、たとえ便利さばかりを求めているわけではなくても、

結果的には温暖化に加担しているんだということを、改めて思いました。

『TUVALU』の子供達にゴミの捨て方などを指導している遠藤さんの姿を見て、

現在の日本でも、もっと必要なことだと思いました。

「本物の館」も、本業の建築も、『チーム マイナス6%』に参加していますが、世界中の人が

もっと思い切って意識を変えることが、『TUVALU』の「夢の扉」を開くために必要なのです。

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